治療

無症状の椎間板ヘルニアが知られているように、椎間板ヘルニアは、その症状によって治療法が決まるのであり、存在していることが治療の対象にはならない。椎間板ヘルニアの治療は、原則的には保存療法である。これには、鎮痛剤、牽引や温熱療法などが含まれる。さらに、神経ブロック療法が適応となることがある。神経根ブロック、硬膜外ブロックなどである。

保存療法で奏効しない場合、手術が考慮される。手術適応は、学会内においても確立されていないが、一般に、排尿障害が絶対手術適応とされている。さらに、筋力低下、激しい痛みを伴う場合などに手術が考慮される。手術法は、多くの方法がある。古典的かつ現在も主流なのは、Love法である。さらに、内視鏡や顕微鏡を用いた方法もあるが、基本は椎間板ヘルニアを摘出する方法である。さらに、レーザー治療や経皮的椎間板ヘルニア摘出法があるが、有効率が低く、適応が限られる。

手術例の5から10%で再発するとされている。再発例の改善率は、一般に初回例より劣る。治療は、日本では整形外科医を中心とした脊椎外科医によって行われているが、脳神経外科でも行っている施設もある。関連した学会で、脊椎脊髄学会があり、近年、脊椎外科指導医の認定を行っており、ホームページ上で公表されているが、自己申告による認定制度であるので、その辺りを加味しておく必要がある。

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